
皆さん、こちらの花はご存知でしょうか?
この花は『オオキンケイギク』という花で、漢字で書くと『大金鶏菊』となり太陽の花・ひまわりに似て黄金色にまぶしく映え、花びらが美しくその形が鶏のトサカを思わせるためこの名前になったそうです。
この由来の通りとても美しい花ですが、特定外来生物であり繁殖力がとても強く在来種に悪影響をあたえてしまう存在となっています。
今年も『生物多様性活動』の一環として、5月26日(月)と6月6日(金)に行われた、環境省主催の『オオキンケイギク駆除活動』に参加しました。
まず、5月26日は阿蘇郡産山村で活動を行いました。当日は曇り空で少し風も吹いており肌寒かったです。寒い日が続いたせいか例年より開花が遅く、駆除活動が開花前となったため、オオキンケイギクを見つけるのが難しかったです。

見つけづらいのです
産山村周辺のオオキンケイギクの数は毎年の駆除活動により年々減少しているとのこと。初参加の年から比較すると駆除重量が230kgから80kgに減っているそうです。駆除活動の効果が目に見えてわかり、嬉しく思います。
また、6月6日は阿蘇郡南阿蘇村の商工会周辺で活動しました。天気は晴天!最高気温28℃の駆除活動日和となり、参加者一同気合が入っていました。

作業がはかどります

南阿蘇村での駆除活動は今回が初めてでしたが、花の量も思った以上に多く、やりがいがありました。今回のオオキンケイギク駆除活動は、開花前と開花後の両方を体験したことにより、花の特徴をより知ることができとても良い体験となりました。
今後も阿蘇の大自然を守っていくために活動を続けていきたいと思います。(環境安全課:担当K)