11月15日(土)、今年も去年に引き続き環境省主催の『ミヤマキリシマ生育保護活動』に参加しました。当社からは16名が参加し、阿蘇の自然と向き合いながら、生物多様性やミヤマキリシマの特徴について学びました。

今回の活動は、環境省を主に弊社を含む4団体(計41名)が参加。枯死した枝やミヤマキリシマの成長を阻害する≪ヤシャブシ≫の除去、また、除去した枝を登山道に敷き詰めるなど、盛りだくさんの活動を行いました。

(当社社員が登山の際に撮影)

登山道に枯死枝を敷き詰めることは登山者などに対して歩道と植生域の境界を明確にし、植生が踏み荒らされるのを防ぐ効果があります。この他にも、雨の影響による土壌流出や登山者の踏圧による地形変形を防ぐ効果もあるそうです。

人工物は使用せず、現地の素材で登山道を整備します
活動当日の阿蘇山上は冷え込んでいましたが、皆夢中で作業しているうちに体も温まり、終了間際には汗をかいている方も見受けられました。他業種の方々との交流もでき、楽しみながら無事に活動を終えることができました。

こっちを向いてくれた方々申し訳ございませんでした!
これからも環境に良い取り組みを行い、地元で生産活動を行う一企業として阿蘇の大自然に資するよう努めてまいります。(環境安全課 K)


